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こまきのブログです。

「マリーン meets 本田雅人@大阪ブルーノート」ライブレポ!

komaki-13252007-06-23

●2007年6月23日(土)
「マリーン meets 本田雅人 Big Band Station」


【会場】
大阪ブルーノート


【出演メンバー】
マリーン (Vocals)
本田 雅人 (Saxophone)
佐野 聡 (Trombone)
佐久間 勲 (Trumpet)
秋田 慎治 (Piano)
梶原 順 (Guitar)
コモブチ キイチロウ (Bass)
藤井 摂 (Drums)
大槻 一裕 (Alto Saxophone)
篠原 康太郎 (Tenor Saxophone)
藤本 恵一 (Tenor Saxophone)
堂地 誠人 (Baritone Saxophone)
丸本 晴子 (Trombone)
石川 洋輔 (Trombone)
本島 明美 (Trombone)
岩本 敦 (Trumpet)
丸本 靖子 (Trumpet)
長瀬 真紗斗 (Trumpet)



【※注!ネタばれあり!】




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【SET LIST】


☆1stステージ
THEME FOR B.B.S
Sing Sing Sing
君の瞳に恋してる
Cafe Style
You'll Never Get To Heaven
Left Alone
It's Magic
I Was Born To Love You
(Enc.)
Dazzle The Night


☆2ndステージ
THEME FOR B.B.S
Sing Sing Sing
君の瞳に恋してる
Cafe Style
In The Quiet Blue
You'll Never Get To Heaven
Left Alone
It's Magic
I Was Born To Love You
(Enc.)
Dazzle The Night
Tenessee Walts

                                                                          • -

ビッグバンドのライブも久しぶり、大阪ブルーノートも久しぶり〜、
って事でわっくわくで会場に向かいました。


私が今までに見たことのあるビッグバンドのライブというと、
原信夫とシャープス&フラッツのライブと、
2002年8月の赤坂ブリッツでの本田さんのB.B.STATIONのライブと、
そして昨年2006年7月の熱帯JAZZ楽団のライブと・・・
それぐらいかな?


そんなにたくさん数を見ているわけではないですが、
ビッグバンドのライブはとっても好きです。
もともと私は学生時代ずっとブラスバンド部だったので、
ホーン隊の音のかさなりを聴くと、「あぁ、原点だなぁ〜〜」と思います。
やっぱりこの響きが好きだなぁ、と。




さて、ライブレポです。
この日のライブは、まずは歌なしで
ビッグバンドのみの演奏でスタート。


1曲目はなんと、本田さんのオリジナル曲「THEME FOR B.B.S」でした〜!!
「本田さんのビッグバンドを見るのは
赤坂ブリッツのライブ以来5年ぶりだな〜」と
とってもわくわくしていたので、
その5年前のライブのときも1曲目だった、しかも大好きなこの曲が
まさか今回のブルーノートで聴けるとは思っていなかったので、
とってもとっても嬉しかったですー!!



そして、「THEME FOR B.B.S」の演奏が終わると次は
「Sing Sing Sing」のイントロが鳴り響いて・・・
本日の歌姫、マリーンさんの登場です!


きゃあ、マリーンさん顔ちっちゃい!
スタイルいい!
衣裳がセクシー!
(でもいやらしい嫌な感じじゃなくて、
素直に「素敵!」と心から思える感じのセクシーさ。)


マリーンさん、素敵〜〜!!
歌声も、仕草のひとつひとつも、表情も、すべてが素敵!魅力的!


会場の空間をがしっとつかんで、観客の心を包んでどこまでも広がって行く
マリーンさんのパワフルな歌声と、ビッグバンドの華やかな響きと・・・。
もう、ライブが始まったら何も考える間もなく、
あっという間にとびきり楽しい気持ちになってしまいました。



「You'll Never Get To Heaven」の梶原さんのカッティング、
素敵だったなあ。
CDで聴いているときもとても好きだったんですけど、
ライブで聴くとまたさらに心地よかったです。
ずーっとこのカッティングを聴きながら揺れていたいなって思いました。
なぜだかわからないけど、雨の日に聴きたくなる曲です。



「Left Alone」は、マリーンさんと秋田さんのピアノのみで
ぐぐっとムーディーに、大人の雰囲気で。
この曲の途中でトロンボーンの佐野さんの
ハーモニカ(「クロマチックハープ」でしたっけ?)
の演奏があったんですけど、これが素敵でしたね〜。
なんというか、「郷愁」という言葉がぴったりくる感じで。
その「音」に聴き惚れるというよりは、
その「空間まるごとの雰囲気」に聴き惚れる、という感じだったかな。
懐かしいような穏やかなような切ないような、不思議な気持ちになれました。



ライブの途中でメンバー紹介もありました。
ビッグバンドのメンバーに、若い感じの方の顔がたくさん・・と思っていたら、
本田さんが審査員をつとめる山野ビッグバンドコンテストの出場者の中から、
本田さんが選んだメンバーだったそうで。
ベテラン勢と若手が混在するビッグバンドは、とても新鮮な響きになっていました。
なんか、「発熱」みたいなのを感じたなあ。



ライブのラスト曲は、
1stステージは「Dazzle The Night」。
もうとびきり最高に華やかに!って感じの歌であり演奏で、
とーっても楽しかったです。
客席の皆さん、笑顔笑顔でした。
この曲のホーン隊の響きはほんっと最高でした〜!


2ndステージのラスト曲は、
「Dazzle The Night」のあとに「Tenessee Walts」。
梶原さんのギターと秋田さんのピアノの動きが、
オルゴールの音を思わせるような不思議な響きを作り出していて
素敵でした。
「Dazzle The Night」で盛り上がった気持ちを
ゆっくりとクールダウンさせていくような、優しい歌と演奏でした。



ライブが終わると、出演メンバーの皆さんが
ステージ前方に出て来て、手をつないで、
客席に向かって深々とおじぎをされました。
そのメンバーに向かって、会場からは割れんばかりの拍手。


観客に感謝してくださるマリーンさんに対して、
素敵な演奏を届けてくれたミュージシャンの皆さんに対して、
観客の私たちも感謝の気持ちでいっぱいだったのです。
会場の拍手は、いつまでも鳴り止みませんでした。




ひさしぶりのビッグバンドのライブでしたが、最高に楽しかったです。
ビッグバンドのホーン隊の音のかさなりは夢いっぱいの響きがしますね。
生楽器のあたたかさも感じました。
ステージ上の管楽器たちも、サウンドもきらきらと輝いていて
本当に熱くて華やかなショーでした。
心に、強くて明るい光をぱあっと当ててもらったような気持ちになりました。
ポジティブなんですよね、ビッグバンドのサウンドって。


梶原さんのギターはそんなビッグバンドのサウンドに、
いろんな種類のリズムを添えたり、
ほんのりと色合いを与えたりしていてとっても素敵でした。
ビッグバンドでの梶原さんのプレイを、
生のライブで聴けたのは初めてだったので嬉しかったです。


ライブの終盤で、まわりの方々への感謝の気持ちを
素直に誠実に語るマリーンさんの姿がとっても素敵でした。
私もまわりの人たちに感謝しながら生きていきたいなぁって思いました。


私は今回マリーンさんの歌に初めて触れたのですが、
梶原さんを通じてまた素敵なアーティストの方に出会う事ができて、
とっても嬉しかったです。


楽しくて楽しくて幸せな時間を、本当にありがとうございました!



そしてきのう会場でお会いできた方々、ありがとうございました!
昨日はお会いしたかった方に全て会えました!パーフェクトでした!(笑)
新しくお知り合いになれた方もいたし嬉しかったですね。
またライブ会場でお会いしましょう♪