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こまきのブログです。

マリンバの先生名言集

マリンバの発表会が終わったところなのですが、
今日もさっそくマリンバのレッスンに行ってきました。


「たぶん今日は、楽器を一回も弾く事なく、
先生としゃべり倒して終わるだろうなー。」
と予想して行ったのですが、その予想は見事的中(笑)


19:20にスタートして、20:00には終わる予定のレッスンがだったのですが、
私の次の時間帯のレッスンの生徒さんがお休みだったのをいい事に、
延々先生と私の二人でしゃべり倒していて、
ふと気付いて時計の針を見れば、20:45!ひえええぇ(汗)
私の次の次の人のレッスンが始まる時間帯になったので、
ひとまず話は打ち切りになったけど、
その制約がなかったら、たぶんもっとしゃべってたかな(笑)


先日の発表会についてとか、
他にもそこから派生して、いろんな事をしゃべってました。


私の「発表会の私の演奏、どうでした?」の問いには
「怖い思いをしたかもしれないけど、
それに臆せず弾けたから、いいんじゃないのかな。」という答えが
先生から返って来ました。


そっか、じゃあまあ、ボロボロだったけど、
あの演奏はあの演奏で、良かったのかな。。。とちょっと安堵。


今日の会話の中にも、マリンバの先生の名言、
いっぱいあったんですよー。


特に私が「かっこいい!」と思った言葉を、
何点かピックアップして書いてみますね。


以下は先生の言葉です。


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●「演奏においては“間違う”“間違えない”が大事なわけじゃない。
間違う事を恐れて、自分のやりたい事をやれなくなるのが、問題。
大事なのは、自分のやりたい事、自分のやりたい音楽がそこにあるかどうか。」


●「間違えても、魅力的な演奏っていうのはある。
逆に、全く間違えなくても、つまらない演奏もある。」
(あ、みづきさんが21日の日記のコメント欄で書いて下さった事と
全く同じ事をおっしゃっていますね)


●「今回あなたがあの曲を演奏する上で、
すごく怖い箇所があったんだとしたら、
“なぜ自分がその箇所が怖かったのか”を考えなさい。
そして、その怖かった箇所に対して、
自分がどういう練習や取り組みをしたか・・・という事を
振り返ってみる事が大事。」


●「やればやる程、知れば知る程、怖くなるよね。」


●「クラシックには、クラシックの良さがある。
ジャズ・フュージョンには、ジャズ・フュージョンの良さがある。」


●「私もステージに立つ時はすごく緊張する。
クラシックのコンサートホールのステージに立つ前の緊張感っていうのは、
パイロットが離陸する前の緊張感と同じぐらいだ、という
話を聞いた事があるよ。」


●「私も、“いつも私は、ステージに向かう時、
いったい何を頭の中で考えながらステージに向かってるんだろう?”と思う。
全然わからない。それぐらい緊張する。
どこで頭を切り替えてるのかも、全然わからない。」


●「でも終わってみると、あの緊張感がいい、と思う。」


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・・・ちょっと叫んでもいいですか。


「先生、かっこいい!かっこいいぃ〜〜〜!!大好き!!」



いやもう、ほんと何回も言いますけど、
この先生が男性だったら、私、絶対惚れてました(笑)
ああもう、かっこいいやああぁ。


私は、自分の考えをはっきりと持った人、
意志の強い人が大好きなので
(だから梶原さんが好きなんです)←誰も聞いてないよ
そんな私にとって、このマリンバの先生の人間性っていうのは
もうドンピシャなんです。


話してると、本当にスカッとするし、
私は先生と話してると、自分の体の芯がぐうーっと熱くなるような
感情を覚える事がよくあります。
なんかもう、すごくぴったり来るんですよね。


で、先生は、こういう「きりっ」とした、強気な雰囲気の女性なんだけど、
でも今日のレッスンの時に私が、
「発表会までのラストレッスンの時に、
先生に励ましてもらった事がすごく嬉しかったんです。
あれで、すごく落ち着きました。なんだか心への届き方が違いました。」
と、先生にお礼を言ったら、先生は頬を赤らめて照れちゃって、
「えー、そんな事ないよぅ」って
話を一生懸命そらそうとしてました。


なんか、強気な中にも、こういうシャイで可愛い部分があるところが
すごく素敵〜、可愛い〜!と思っちゃいました。



先生が今日私に語ってくれた事は、音楽についての話だったんだけど、
でも、なんか先生の話って、全て、“人生”にも通じるところが
あるような気がしませんか?


ミュージシャンという職業に限らず、
その道の「プロ」の人・・・何かの道を究めた人
(あるいは究めている最中の人)が語る言葉の中には、
全てのジャンルに通じる、普遍的なものがあるんだと思います。
かっこいいですよねえぇ。