好きな本紹介2〜「われらの悲しみを平和への一歩に」

われらの悲しみを平和への一歩に―9・11犠牲者家族の記録

われらの悲しみを平和への一歩に―9・11犠牲者家族の記録

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9・11同時多発テロで肉親を失った
100以上の家族によって構成されている団体
「ピースフル・トゥモロウズ」。


彼らは、
「愛する家族の死を、
戦争の口実に使わないでほしい…」と、
報復や戦争ではなく、
平和的な解決を模索・提案しています。


理想を声高に叫ぶだけでなく、
その理想を実践し、実現しようとしている人々の、
渾身の活動の記録です。


186ページからの、アンドルー・ライスさんの、
「われらのこの瞬間を修復に向かって広げよう」
という手記が圧巻です。
読んでいて、熱く打ちのめされてしまいました。



この本は、2004年3月に、岩波書店より刊行されました。
ご興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて下さい。


この本の訳者は、梶原順さんの実父、梶原寿さんです。
今この時期に、改めて読んで頂きたい本です。



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