和太鼓フェスに行ってきました

 

家の近くで和太鼓フェスがあったので、行ってきました。
ちょっと体調が悪かったので迷いましたが・・行って大正解!たのしかった!!

 

バスを降りて会場へ歩いて向かうと、少し歩いたところでもう和太鼓の「ドドドドド・・・・!!!」という大音量が聴こえてきて、
その音を耳にした時に、身体の中で一気に何かが目覚めるような感覚があって、涙ぐんじゃいました。どれだけ生音に飢えているのか私は。

 

「このタイコの大音量につつまれる感じ、いつかも経験したなあ」と思ったんだけど…たくさんのタイコの音を聴いていると、
愛知万博での渡辺貞夫さんのリズムワールドに参加した時とか、ドラムサークルに参加した時とかの感覚がすごく蘇ってくる感じがありました。
それがどれだけ前の事でも身体はちゃんと覚えている。すごいすごい。

 

この日の和太鼓フェスには、県内で活動している和太鼓サークル、大学の和太鼓サークルなどが出演していました。
ひとつのチームの持ち時間は15分ぐらいで、2~3曲ぐらいずつ演奏していました。

 

渡辺貞夫さんのリズムワールドに参加した時は、各国のいろんな種類のタイコと、日本の和太鼓の演奏の特性の違いとかを意識しながら聴いていました。
で、ブログに「日本はやっぱり統一美を重んじる国ですね~」的なわかった風な事を書いたような気がしますけど。
今回は「和太鼓だけ」の演奏が延々と何チームも続いていたわけで。
そうやってひたすらに和太鼓だけの演奏を聴いていると、「ひとくちに和太鼓、といってもチームによって、演奏のスタイルとか持ち味とか方向性とか全っ然違うんだなあ」と思いました。
ものすごく面白かったです。

某R大学の和太鼓チームの演奏がかっこ良すぎてすっかり魅せられてしまい、いつか近くで演奏会とかあったら足を運んでみたいなと思いました。

 

もうこんなイベント、楽しくていつまででも聴いていられますが、あんまり体調良くなかったので少し早めに切り上げて帰りました。
最後には出演チームの合同演奏とかもあったみたいで、それもできれば聴きたかったな。

やっぱりタイコの世界はいいな。大好きだーーー。

 

梶原順 & 関根彰良デュオ 新作アルバム「TWO FOR ONE」3月1日発売!!

ギタリスト梶原順さんと関根彰良さんによるアコースティックギターデュオ “一弦(いづる)” の新作アルバム、「TWO FOR ONE」が3月1日に発売になります!!

 


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 ↑

ちらっと試聴はこちらのYouTubeから!

 

梶原順さんと関根彰良さんは、
梶原さんのSNS上のコメントによると「スタイルの異なる」ギタリスト。そうですよね。
そして、とても共通するところもあり…。

 

そんなお二人のサウンドは、
お互いを刺激し合って、変わり合って、またひとつになっていく。。。
私の中ではそんなイメージです。

 

アルバムご購入は、☆オンラインショップ(現在予約受付中)またはライブ会場にて!
楽しみです!!!

 

シロさんのポテサラを作ってみた

昨年Season2が放送された大人気ドラマ「きのう何食べた?」、私も大ファンで Season1も、劇場版も、Season2も全部見ているのですが、
Season2第一話の劇中でシロさん(西島秀俊さん)が作っていたかんたんポテサラを、私も実際に作ってみました。

 

なにこれ!美味しい!さすがシロさん!!
鶏ガラスープの素が入っているのがのがポイントですね~。

 

レシピはネット上では☆こちらにも載ってました。ご興味あるかたはぜひ。

 

Season2を見ていて、あと自分がチャレンジしたいと思ったのはナン&バターチキンカレーと、豚の角煮、だったんですけど、果たしてチャレンジする日はやって来るのか。。

 

「Plays Steely Dan」@ジロキチ

 

約2年ぶりぐらいのブログ投稿です。

うわー、そんなに経ってたんですねー。

またちょくちょく音楽の事や、それ以外の事についても書いていくかも。

よろしければ時々のぞいてやってください。

 


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2月8日の「Plays Steely Dan」のライブ配信嬉しかった!!

 

「Black Friday」のイントロ、梶原さんの、低~く身をかがめてそろりそろりと前進していくような演奏かっこ良かったなあ!!

そこからバンドも加わって、バンド全体のボルテージがどんどん上がって熱くなっていく様子がまたかっこ良かった!

 

大好きな「PEG」も聴けて嬉しかったです。

 

「Kid Charlemagne」のラストの梶原さんのソロ、毎回感動します。

聴いていて、ギターの音と一緒に、自分の気持ちも飛び立てるような感覚を味わえる時がこの上なく幸せです。

 

今回の「Plays Steely Dan」のYouTube配信アーカイブ公開は2月11日(日)23時まで。

まだご覧になっていないかたは、ぜひご覧ください。

 

しっかしこのセッション、ツアーに来てくださらないかなぁ。。

皆さんお忙しいから難しいかな。

あるいはライブ音源を配信リリースするとか。

無理かなー。

 

【LIVEレポ】梶原順・川内啓史 THE DUO@京都RAG

 

●2022年4月23日(土)
「梶原順・川内啓史 THE DUO」

 

 【会場】
京都RAG

 

 

【出演】
梶原順(G)
川内啓史(B)
ゲスト:高嶋桜子(Vo)

 
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【SET LIST】


☆1st
That's The Way Of The World
Sleep Walk
春の雪(川成順新曲 ※梶原作曲)
The Stumble
ローカルヒーローのテーマ
I Wish

 

☆2nd(※すみません、曲順があやふやです・・他にも間違いあったらごめんなさい)
Smile Again
Purple Rainy Day
名もなき詩
Burned
A Natural Woman
Running Train
それでいいの

 

<Enc.>
It's So Easy


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本来なら「川成順」として、川内くん、友成好宏さん、梶原さん、の三人ユニットでのライブの予定でしたが、
友成さんが新型コロナウィルスの濃厚接触者となり出演不可となったため、急遽梶原さんと川内くんのデュオでのライブとなりました。

 

アコースティックギターとベースのデュオの音世界、本当に新感覚で独特でした。
なんか、音が、夜空にぽっかりと浮かんだ月、みたいになるんですよ。
・・って、またわけのわからない喩えを使ってますが。。

 

聴いていると、
空間に、それぞれの楽器の音の輪郭が、これ以上ないぐらいにくっきりと浮かび上がっている感じがしました。
ギターの音の輪郭も、ソロギターで演奏する時よりも、このベースとのデュオとの時のほうがなぜか輪郭がくっきりと見える感じがしました。
何も隠しようもない丸裸。

 

・・聴く側としては新鮮ですが、「演奏者としてはこの編成では演奏したくないなあ。怖すぎる。。」と、自分にそんな機会が来るわけでもないのに、勝手にビビりながら聴いてました。

 

あと、この編成においてベースを「伴奏」ととらえていいのかよくわかりませんが、仮にそうとらえるとするなら、
伴奏楽器が単音で、メロディーを奏でる楽器(ギター)の方がコードを鳴らせる、っていうのもまた聴いてて新感覚で。。
新鮮なような~・・、慣れてないから違和感あるような~・・
聴いていて、何か「座り慣れていない椅子に座っている」ような感覚を感じて、その感覚もすごく面白かったです。
だから、川内くんがベースソロを取っているシーンで、梶原さんがバッキングでコードを鳴らしていると、「あっ、伴奏でコードが鳴ってる」と思って妙にほっとするという 笑
なんというか、本来の楽器の役割と逆になっている?ように感じる部分もあって、それもまた新感覚。。

良い意味で「何だこれは~~~」と終始びっくりしながら聴いていました。
(私は専門的な事はよくわからないので的はずれな事を書きまくっていたらすみません)

 

ライブの1曲目は「That's The Way Of The World」からスタート。
大好きな曲だったので嬉しかったですが、「おおぉ、この編成で演奏するのか。。」と驚きもしました。
終盤の梶原さんのソロは、弦のはじき方が強めで鋭くて、聴いていてちょっと心に痛いような感じで届いて来て、そんな感覚もまた心地良かったです。

 

川成順の新曲「春の雪」(梶原さん作曲)素敵だったなぁ~~~。
演奏前のMCで、「春の雪」と聞いて思い浮かべる光景が、北海道出身の人と、そうじゃない人では違う・・という話題になりました。
北海道出身の人(川内くんも北海道出身)は、「春の雪」と言うと・・
あたたかくなってきて道路の雪とかがとけかけて、道路の地肌が見えて、その光景で「春」を感じるんだそうです。
だから、北海道出身の人にとって「春の雪」というのは、道路の土とかと混じったべしゃべしゃのあんまり綺麗じゃない雪 笑
でも、北海道のかたにとってその光景は「もうすぐ春が来る」というポジティブなもので、決して悪いイメージではないそうです。

 

作曲者の(北海道出身じゃない)梶原さんとしては、この曲「春の雪」は、「桜の季節に降る雪」をイメージしてつくった曲だそうで。。
ほんわかしてる感じと、きゅっと寒い感じが同居しているような、そんなイメージでつくられた曲だそうです。

 

で、そんなMCの後にこの曲の演奏を実際に聴いてみると・・
私は、北海道の人と同じ気持ちになったかな 笑
なんだか、良い意味での「雪どけ」を連想しました。
ほのぼの、ほんわりしていて、「梶原さんらしいな~」と思いながら聴いてました。
梶原さんの「春」シリーズの曲は名曲が多いですね。

 

川成順の新曲「春の雪」を聴いて、「ここに友成さんのピアノが加わったら、また一体さらに、どんな楽曲になるんだろう!」と期待がふくらんでわくわくしました。

 

1stのラストは、スティーヴィー・ワンダーの「I Wish」。
イントロで、ベースひとりだけのプレイで、あれだけグルーヴ感を出しちゃう川内くんがすごかったです!!
この曲の中盤での川内くんのベースソロのシーンも、アクセントもリズムもびっしばしに研ぎ澄まされてて、黒光りするナイフを思わせるようなソロで、かっこよかったー!!

「I Wish」、梶原さんの熱と川内くんの熱が科学反応して、ものすごくエキサイティングな音世界が展開されていました!

「この編成でここまでできるんだー!すごい!!!」って思いました。

 

アコースティックギターとベースの新感覚デュオ、すっっごく新鮮でした!
今回は1stだけでしたけど、「2ndも演奏してフルライブにしたら、あのデュオの世界がどんな風に展開して深まっていくのかなあ、いつかそれも聴いてみたいな・・」と思いました。

 


2ndではゲストにヴォーカル高嶋桜子さん登場。
一気に上がるステージ上のボルテージ 笑
太陽をぱあっと引き連れてきたような桜子さんでした。

 

「A Natural Woman」やっぱり素敵な曲だなあ。
歌い手が、歌いながら解放されていくのを聴いていると、聴いているこちらも一緒に解き放たれていくような気持ちになります。

 

アンコールの「It's So Easy」は、会場のみんなで一緒に手拍子しつつ、
梶原さんと川内くんの素敵なコーラスも聴きつつ(^^)、楽しく盛り上がって終了しました。

 


友成さんが急遽出演不可になるというハプニングがあり、皆さんいろいろ調整等大変だったと思うのですが、
梶原さんと川内くんの新感覚デュオの演奏が楽しめ、
川成順の新曲が聴けて「ここに友成さんが加わったらどんな感じになるんだろう…!」というアルバムやツアーへの期待が高まり、
桜子さんの明るいパワフルなステージも楽しめて、
終わってみれば、一粒で三度美味しい?・・といった感じの楽しいライブになりました。


「逆境も、また新しい事が始まるチャンスになったりしますからね。」という梶原さんの言葉は名言でした。(自分の心にメモしておきます(^^))

 

メンバーの皆さん、楽しいライブをありがとうございました!

 

【LIVEレポ】梶原順 with Fab Bond@神戸チキンジョージ

 

●2022年4月20日(水)
「梶原順 with Fab Bond」

 

 【会場】
神戸チキンジョージ

 

 

【出演】
梶原順(G)
伊藤ハルトシ(G)
川内啓史(B)
小笠原拓海(Ds)

 
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【SET LIST】


☆1st
Black Mamba
Dessert Wind
Take A Break
JO JO
SA TSU KI BA RE
Birthday

 

☆2nd
Leaving Home
一期
速いやつ
Tokyo Rose
Certainly
Song For J&B

 

<Enc.>
そんなこと知るかい


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私にとって実に7年ぶりのチキンジョージでした。(そんなに経っていたとは。。)


建て替えられて、2008年に再オープンしてすぐの頃のチキンジョージは何だかぴかぴか綺麗になっていて、
私がその前にJ&Bのライブで通い倒していた頃とは雰囲気が変わってしまった気がして少し寂しかったのですが、
7年ぶりに訪れるといい感じに使い込まれていて、私がすごく好きだった頃のチキンジョージの雰囲気が戻って来ている感じがして嬉しかったです。
開演前にチキンジョージの空間にいられるだけで、すでに幸せでした。

 

チキンジョージで久しぶりに大音量、爆音のライブを聴きました。
でもどれだけ音が大きくても全く耳に痛くないという不思議。。心地よさしかない。。
爆音浴びて身体が喜んでました。気持ちよかったです。

 

「Dessert Wind」のイントロ、小さな音量から大きな音量へと、がっ!と変化するシーンで風圧みたいなものが起きてたなあ。大迫力でした。
「Take A Break」ではソロ終わりで、梶原さんとハルトシくんがハモるキメのシーンで、かつてのJ&Bライブでの梶原さんと浅野さんのそのシーンを思い出して、じーんとしました。


「JO JO」では演奏の素晴らしさもさる事ながら、「徐々にJO JOになっていきますから 笑」という梶原さんのだじゃれが私の中でかなりヒットしました 笑
(梶原さんが「あ、だんだんって意味ですよ?」って追い打ちかけるから、さらに笑ってしまうという・・笑)

 

「SA TSU KI BA RE」は、J&Bのライブでこの曲のイントロが会場に鳴り響く度に「わぁ!」と喜んでいた昔の自分を思い出して、またじーん。
「Birthday」、この曲大好きです。作曲者の川内くんの優しさがしんしんと伝わってきます。メロディーを奏でる梶原さんのギターは珠玉の美しさでした。

 

梶原さんの弾く「Leaving Home」、念願叶ってチキンジョージで聴く事ができて嬉しかったです。
「Certainly」のラストでは、あの日あの瞬間にしか起こらないような魔法みたいな出来事が起こりましたね。共有できて幸せでした。
「Song For J&B」では、川内くんがステージ前に自ら出てきて、ガンガンにソロ弾いてくれたのがめちゃくちゃかっこ良かった~~~!!!
このソロの間、私は心の中できゃーきゃー言ってました 笑 またああいうの、やって欲しいなあ!
あと、どの曲だったっけ・・拓海くんのドラムソロの内容が、前よりもすごくシンプルになっていて。。
「本当に必要な音だけ叩く」スタイルにチャレンジしているのかなあ、と思いました。

 

アンコールの「そんなこと知るかい」では、もう浅野さんの笑顔しか見えませんでした。
とてもあたたかい気持ちで聴きました。
こんな風に4月20日を過ごせて、すごく幸せな気持ちになりました。

 

「梶原順 with Fab Bond」のつくり出すグルーヴは、ものすごく強靭で揺るぎなくて、大きな熱いものになっていて、圧倒的でした。
その熱い大きなグルーヴが、神戸チキンジョージの空間いっぱいに広がっていました。
そんな中に身を置いていると、本当に幸せな気持ちしかないというか。。。
(私はこの記事の中で何回「幸せ」って書いてるんだろう?)
ものすごく気持ちよかったです。いつまででも聴いていたかったです。

 

いつの間にあんなすごいグルーヴになったんだろう?
川内くんのベースって、あそこまで深く歌ってたっけ?
ハルトシくんのギター、あんなにもダイナミックだった?あそこまで心に刺さる音だった?
拓海くんのドラムス、スネアからシンバルからキックまで、一音一音、あんなに美しい研ぎ澄まされた音だったっけ?

 

2007年の「Just for Fun」のライブで初めて見てから15年。とんでもない成長っぷりに驚くばかり。。
もうほんと「教え子さん」「生徒さん」じゃないなあ。
ステージ上での演奏中の梶原さんとの関係も、もう「先生と生徒」じゃなくて、完全に「ミュージシャンとミュージシャン」になっていて、すごいなあ、と改めて思いました。

 

しっかし、あの素晴らしいグルーヴは、もっともっと多くの人に体験していただくべきなのでは・・と思います。
私自身が聴き続けていきたいのはもちろんの事、まだあのサウンドを体験した事のない多くの人にもぜひ聴いて欲しいなあ。


「梶原順 with Fab Bond」これからもずっと定期的に活動を続けていただきたいです。
皆さんお忙しいと思いますが、またぜひ関西にもライブに来ていただきたいです。

 

本当に感慨深い、記憶に残る一日となりました。

 

メンバーの皆さん、素晴らしいライブをありがとうございました!!

 

 

 

【LIVEレポ】J&K(梶原順&安達久美)@大阪S.O.Ra.

 

●2021年12月25日(土)
J&K(梶原順&安達久美)

 

  【会場】
music bar S.O.Ra.(大阪)

 

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 【出演】
梶原順 (G)
安達久美(G)

 
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【SET LIST】


☆1st
The Stumble
Good Old Rock'n Roll
Memories
Take One Step
A Story
Tokyo Rose

 

☆2nd
The Passage
Laughter In The Rain
Season's Tidings
KITSUNE NO YOMEIRI
Thank You
いいんだよ

 

<Enc.>
Quiet Times


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久しぶりのS.O.Ra.、そして久しぶりのJ&Kライブでした~。
このライブハウスにはロマンチカのライブで数回訪れた事がありますが、J&Kでは初めてでした。

 

ライブは「The Stumble」からスタート。

 

そして2曲目でまさかの「Good Old Rock'n Roll」!!
この曲は大体ライブ後半のピークの場面で演奏される事が多かったので、いきなり2曲目で演奏されてびっくりでした!
私は梶原さんがライブ中に歌を歌う場面になると心の中で「わああああ」と異様に盛り上がってしまうのですが、2曲目に歌が突然来ると、なかなか刺激が強かったです 笑
演奏後のMCでも、梶原さんと久美さんが「今回はなかなか斬新な曲順で…笑」とおっしゃってました。
久しぶりに聴いた「Good Old Rock'n Roll」かっこ良かったです!

シンプルに、ストレートに、奥深く、ロケンロー!でした!!

 

久美さんの曲「Take One Step」のアコギバージョンは私は聴いたのは初めて・・だったかな。
今の久美さん、がそのまままるごと伝わってくるような演奏でした。
聴いていてものすごく励まされました。勇気をいただきました。「私もがんばろう」と思いました。
個人的にはこの曲はアコギバージョンの方が好きかもしれません。。

 

一部ラストの曲は大村憲司さんの「Tokyo Rose」。
曲紹介がされると、会場から歓声が上がっていました。一年の最後のライブで聴けて嬉しかったです。


2部は「The Passage」からスタート。これまた斬新な曲順。
MCでは梶原さんと久美さんが「この曲はライブ1曲目で演奏される事が多かったんですが、1曲目だと手がもつれる事が多いんですよね。」「それでやっとこの位置になりました 笑」との事。

 

「Laughter In The Rain」聴けて嬉しかったです。
MCではこの曲について
梶原さん「名曲ですよね。この曲は、曲のパーツ自体は少ないんだよね。」
久美さん「サビのところになると、ぱーっと開けた感じになるんですよね。」「こんないい曲を書いてみたい」
…といったトークが展開されてました。
(お話を聞いてて「そうか~」と思い、ライブの帰り道の電車では、おふたりのトークを思い返しながらこの曲を聴きながら帰りました。)

 

「KITSUNE NO YOMEIRI」では、冒頭の梶原さんのギターの音がはっとするような温かさ、でした。
こんなにトリッキーな曲なのにも関わらず、私はJ&Kのライブでこの曲を聴くとなぜかすごくほっとします。
理由はどうしてなのか、わからないですけど・・・。
そして今回この曲の演奏のラストがちょっと危なかった?です。

「お、お、お、おぉ~お・・・セーフ!!」って感じ 笑
こういう瞬間を笑顔で共有できちゃうのもライブの醍醐味ですね。演奏終了後に「たのしーー!!」と、明るくからから笑っている久美さんがすごく素敵でした。

 

「Thank You」久しぶりに聴きました。
シンプルな大切な気持ちが伝わってきました。あたたかかったです。

 

そして本編ラストは「いいんだよ」。
「僕の大事な大事なパートナー浅野祥之さんの曲・・」という、演奏前の梶原さんの曲紹介にじーんとしました。
熱く駆け抜けるような演奏で本編終了。

 

アンコールは梶原さんの曲「Quiet Times」でした。
梶原さんは演奏前に「クリスマスソングじゃないけど、讃美歌のような響きもある曲で、僕たちにとってのクリスマスソング、という事で。。」といった意味合いの事をお話されていました。
しんしんと伝わってくる演奏でした。
ラストの梶原さんのギターの音色は本当に美しく、どんな高価な宝石をもらうよりも贅沢なクリスマスプレゼントをいただいたような気持ちになりました。


ライブハウスS.O.Ra.の木造りのあたたかさとJ&Kのアコースティックサウンドがマッチして、音楽によって様々な世界が展開されていたライブでした。
風わたる草原が見えたり、次の瞬間には孤独な暗闇の空間に移動したり、またある時には朝の光が降り注いできたり・・・
そんなふうにライブの空間で自分の心をいろんなところに移動させながら、私は
「自粛期間中でライブ会場に直接行けない時も、家で配信ライブを見たり、CDを聴いたりしながらいろんなところに自分の心を羽ばたかせてたなぁ・・」って思い返していました。
今は、同じライブ会場で、そういう気持ちを直接共有できる事がとっても嬉しいなって。
でも、自粛期間中に音楽を聴いて感じていた気持ちも、どれも全部一生懸命でほんとうで大切なものだったから。
どの時期も、音楽は自分にとって、ずっとずっと大事なものだったよな、って。
そんな事を思いながら聴いていました。

 

J&Kのライブ、本当に久しぶりでしたが、ライブを聴いたらつい昨日も聴いていたような感じがして、全然ブランクを感じなくて不思議でした。
そして「あたたかい音」というのは、寒い寒い冬に聴くといっそうあたたかく感じられて、ありがたいものですね。季節によって音の体感温度も変わる、というか。。。
J&Kのライブに行った翌日、私の住む地域にも厳しい寒波がやって来ましたが、私はライブの余韻で自分の身体が内側からぽかぽかしていました。
「自己免疫上がってるわ~~~」と感じながら、幸せな気持ちで笑顔で過ごしていました。


梶原さん、久美さん、素晴らしいライブをありがとうございました。素敵なライブ納めとなりました。
来年はもっともっと、ミュージシャンの方々が笑顔でたくさんライブができる年になりますように。
私もたくさんライブに行けますように。

 

皆様、良いお年を!!