It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「ドラムサークル@マリンピア神戸 さかなの学校」レポ!

今日のドラムサークルの会場は、
神戸垂水アウトレット内にある、「マリンピア神戸 さかなの学校」です。




明石海峡大橋がすぐそばに見える、絶好のロケーション。
野外でのドラムサークルの為、雨天の場合は中止という事で
この一週間毎日はらはらしながら週間天気予報を見ていたのですが、
お天気が良くて本当に良かったです!


この日のドラムサークルは「ナイトドラムサークル」という事で、
18:00〜スタート。
15人ほどの参加者で、アットホームな雰囲気のドラムサークルとなりました。





私は今日はジャンベでプレイです。


合間に、りんごのシェーカーをぐるぐる回していく
「とってー、わたす」ゲームもまたやれて楽しかったです。
でもテンポが上がっていくにつれてシェーカーは下に落ちまくっちゃって、
生き残っているシェーカーがずいぶん少なくなった時に
ファシリテーターあっこ2さんがおっしゃった「愛が足りない!(笑)」の言葉には
爆笑でした♪





野外でタイコを叩くのは気持いい♪
ミーママさんがずっと叩いてくださっている(←お疲れ様でした!)
スルドのベースのリズムに乗って、
みんなで自由にタイコを叩きます。





だんだんと日が暮れてゆきます。
参加者の円の中央にライトが置かれてぽっと灯りがともって、
なんともいえないいい雰囲気に。
(写真だと伝わりにくいんですけど。)



私はドラムサークルの空間の中にいると、
自分の心が「開かれる」感覚をいつも感じるんですよね。


基本的にネガティブ思考の自分ですから(^^;
何か落ち込む事があるとすぐにきゅっと心を閉ざしてしまいがちなんですけど、
ドラムサークルの空間の中にいると
自分の心が自然と開かれていくのを感じるし、
人と人との繋がりや、人のあたたかさを素直に「すばらしい!」と感じる事ができます。


ドラムサークルは
「自分にとって大事なこと、根本的なことを確認する場所」みたいになっていて、
ドラムサークルに参加するたびにそういう
「自分にとって大切なものごと」をしっかりと確認して感じる事ができるのは、
本当にありがたい事だな、と思っています。
この空間は本当にすばらしい。


大好きな空間の中で、大好きな人たちと輪になってタイコが叩けて
それだけでとってもとっても嬉しくて、
ドラムサークル中、ずうーっとにこにこしていました。



今日は野外でのナイトドラムサークル。


時間が経つにつれてまわりの闇の色合いはどんどん濃くなってゆき、
それと反比例するかのように、
いろんな種類の灯り(向こう岸に見える家々の灯り、明石海峡大橋の灯りetc.)が
だんだんくっきりと闇の中に浮かびあがってきます。
くるくると七色に色合いを変えていく明石海峡大橋の灯りが本当にきれい。
夜空を見上げると、ぴかぴかと光りながら飛んでいく飛行機が見えます。
風はいつも優しい穏やかな感触で吹いていて、風の中には潮の匂いも感じられます。


自分の目に映るもの、身体が感じ取るもの・・・
そういう全ての感触を大事にしながら、ずっとタイコを叩いていました。




今回なんといっても楽しかったのは、
「光る鳴子タイム拡大バージョン」ですよね〜♪




まず参加者にこういう光モノが手渡され・・・
さらに振るとぴかぴか光る、「光る鳴子」も手渡されました。


みんなでその光る鳴子を打ち鳴らしながら、
円形に置いてある椅子の周りをぐるぐる回ったり、
あるいは円の中央にみんなでぎゅーっと集まってはまた広がって・・・を繰り返したり。
鳴子を振りながらみんなでちいさな円になって、
横へ横へとステップを踏みながらぐるぐる回り続けたり。
そういうのを延々とやってました。


文章で書いてると「なんじゃそりゃ?」って感じで
ワケわかんないかもしれませんが(^^;
もうこれがほんとぅーーに楽しかったのですよ!
鳴子タイム、ラブです!


しかし、暗闇の中でみんなで光る鳴子を打ち鳴らしながら
わあきゃあ言いながら笑顔でぐるぐる回ったり集まったりしている様子は
ハタから見ると「あれはいったい何の宗教だ」って感じで
相当怪しかったと思いますが(爆)
(実際ちいさな子ども達が口をぽかんと開けて私たちの様子を見てたし(^^;)
でもでも、楽しかった〜♪


いつもの昼間の室内でのドラムサークルだと、
中盤で部屋の電気を消してこの
「光る鳴子タイム」の時間を少し取る感じなんですが、
今日はナイトドラムサークルってことで終始暗闇の中でプレイするわけで、
光る鳴子タイムも延々とやれて楽しかったですねー。



で、光る鳴子タイムをさんざん楽しみまくった後、
参加者にいろんな種類の打楽器小物が手渡されました。
みんなお互いの小物を交換し合ったりして、
たくさんの種類の珍しいの打楽器小物に触れる事ができました。



で、「小物を叩きながら椅子に座ってくださ〜い」という
ファシリテーターさんの指示のもと、
それぞれが椅子に着席。


で、みんなの小物をプレイする音がだんだんと鎮まっていって・・・
ラストはファシリテーターさん&スタッフの方2人が奏でる
カリンバ(であってます?)とタイコの音だけになって・・・
最後はファシリテーターあっこ1さんの奏でるカリンバの音だけが残って・・・


カリンバの音色はオルゴールの音色に似ています。
素朴にあたたかく誠実に、思い出を語るようなそんな音色の楽器。


自分の中にある大切な思い出を、あたためながら懐かしみながら、
そんな穏やかな優しい感触の中で物語がゆっくりと終わっていく・・


そんなイメージで奏でられるあっこ1さんのカリンバ
やがてゆっくりとカリンバは音を止め、
本当に素敵な物語のラストシーンを見るような感じで、
光る鳴子タイム&小物タイムは終了したのでした。
あー、素敵だったな〜。あの終わり方には感動しましたー。



参加者が「ファシリテーター体験」できるコーナーもありました。
参加者がかわるがわる円の中央に立って、ファシリテートに挑戦!
私もやらせていただきましたが、
やっぱり何回やってもあの円の中央に立つと、
頭が真っ白になっちゃうなぁ〜(^^;
でもこの空間にいる皆さんは、「全てを笑顔であたたかく受け止めてくれる」
っていうのが、わかっているので。
人前に立って何かをする事がとても苦手な自分だけれど、
緊張はするものの・・ファシリテーター体験に関して
「嫌だ」とか「怖い」とかいう気持ちは全然ないですね。
チャレンジしてみたい!って前向きな気持になれます。
人がそういう前向きな積極的な気持になれる空間を自然とつくり出している、っていうのも
ドラムサークルのいいところ。


それにしてもあの円の中央に立ってみるとわかるんだけれど、
ファシリテーターの方々って本当にすごいですよね。。



ファシリテーターあっこ2さんのファシリテートは
今回も本当にかっこ良くて、やっぱり見ていてホレボレで。
元気がいっぱいもらえます。


あっこ2さんの足踏みに合わせて、みんなで「だんっ!」と音を揃えて叩いたり。
足踏みに合わせて叩いた後は、
あっこ2さんの「GO!」のかけ声(←メリハリが効いててかっこいい〜♪)で
みんなで好きなように叩いたり。


自分の叩きたいリズムを全て受け止めてもらえて、
かつそれぞれが勝手にばらばらにプレイしているのではなく、
「一体感」や「何かを共有している」「みんなで何かをつくっている」感覚を
しっかりと感じる事のできるドラムサークルの空間は今日も健在!


「ひとりひとりが自由にプレイできる」「自分のプレイを全て受け止めてもらえる」
という事と、
「みんなで何かを共有している」「みんなで一緒にひとつのグルーブをつくり出している」
という事が同時に成り立つっていうのは、すごい事だと思うなぁ。


個人個人を大事にしつつ、でも全体でつくり出すべき大切なものも、
しっかりとつくり上げている。


個と全体・・・
だいたい、どちらか一方を大事にすると、
もう片方の側面は成り立ちにくいものなんですけど、
ドラムサークルでは「個」と「全体」の両方の側面が大切にされていて、
しかもそれが無理なく「自然なかたちで」成り立っているところが
本当に素晴らしいと思います。



個人的な思いですけど、
子どもの教育に関わるようなお仕事をされている方には、
ぜひ一度ドラムサークルに参加していただきたいですね。
とても根本的な、大切な発見があると思いますよ。




今回の野外でのナイトドラムサークルは、約一時間半で終了しました。
「えっ、もうそんなに時間経ったの?」って感じでしたね〜。


ラストに参加者ひとりひとりが今回のドラムサークルの感想を交えつつ
自己紹介をしたのですが、
皆さんいい顔してらっしゃいましたね〜。
ドラムサークル最後のこの自己紹介タイムの頃には、
もうみんなすっかり「以前からの友だち」みたいな気持になっているんですよね。



いつも私の心を「開いてくれる」ドラムサークルですが、
今回は野外という事で、より開放的な気持ちになりました。


海や、夜景の中に浮かぶいろんな灯りや、潮風や・・・
そういうものを感じながら
大好きな人たちとタイコを叩く時間は本当に楽しかったし、幸せでした。


今回も本当に楽しかったです。
今回のドラムサークルで空間を共有できた皆さん、
本当にありがとうございました!