2006-02-02 「くち」 ラストに、 同じく灰谷健次郎さんの小説「天の瞳」の中で紹介されている、 まどみちおさんの詩を、もう一篇ご紹介。 「くち」 いわなかったことは いったことの たいがい いつも なんばいかだ それに いったことは たいがい いつも いうまでも なかったことだ で くちも くちで ありうるわけか こんなにして ぐちる ときだけは くちらしい くちで (「まど・みちお全詩集」より) ・・・・。 深ああぁぃ〜〜。深すぎるうぅ〜〜! まどみちおさんって、すごい!!